11 ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。(テサロニケ人への手紙第一 第5章11節)
使徒パウロのテサロニケの信徒への最初の手紙の中で、パウロは新しい信徒たちに、互いに恵みの働きを助長することによって、教会全体の益になるよう努めることを勧めている。それは、御言葉への知見と自分たちの証しを互いに分かち合うことによってなされる。私たちは互いに祈り、賛美を歌う。私たちは、苦しむ人々を慰め、その人の必要としていることを満たすことで、日常生活の中で良い模範を示す。パウロは、テサロニケの信徒たちがすでにこれらのことをしていることを知っていたにもかかわらず、引き続き努力し、ますます頑張るように勧めたのだ。
パウロは模範を示して導いた。 パウロの手紙を読むと、キリストにある兄弟姉妹に挨拶した後、パウロはしばしば励ましの祈りを分かち合っていることに気づくだろう。コロサイ1:9-14にその一例がある。
9 こういうわけで、私たちもそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたが、あらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころについての知識に満たされますように。10 また、主にふさわしく歩み、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる良いわざのうちに実を結び、神を知ることにおいて、成長しますように。11 神の栄光の支配により、あらゆる力をもって強くされ、どんなことにも忍耐し、寛容でいられますように。12 また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格をあなたがたに与えてくださった御父に、喜びをもって感謝をささげることができますように。13 御父は、私たちを暗闇の力から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。14 この御子にあって、私たちは、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。 (コロサイ人への手紙 第一章9-14節)
ポールからのこれらの言葉は、どんな効果をテサロニケ人に与えたのだろう。
励ましの言葉は、人間の脳の快楽、意欲、学習と関係する領域にどのように影響を与えるのだろうか。
励ましの言葉を聞いたり読んだりすると、脳の腹側被蓋野にある神経細胞から神経伝達物質であるドーパミンが放出され、そのドーパミンは脳のさまざまな領域に移動する。
ドーパミンは脳の前頭前皮質に移動し、注意を払ったり、やる気を維持したり、決断を下すといった複雑な機能を制御している。
ドーパミンは側坐核の主要な神経伝達物質であり、報酬や喜びを得るのに重要な役割を果たす。側坐核は、意欲と行動の間の神経インターフェースである。
ドーパミンは、線条体という脳深部の核で重要な役割を果たしており、この核は動機づけを2種類の行動の活性化に結びつけている。ひとつは、動機づけを単純な動きを行うのに使われる運動動作につなげ、二つ目は、報酬処理、意思決定、社会との関わりといった、より複雑な認知作業への意欲に結びつけるものである。

励ましが人の心、感情、行動にどのようなプラスの役割を果たすかについて、生物学的な説明を読んでいただいたところで、前の質問を再考してみよう。パウロの励ましの言葉は、テサロニケの人々にどんな影響を与えたのか?具体的な感情や行動が思い浮かぶだろうか?立ち止まって、少し考えてみてください。
ここに、私からの励ましの手紙がどのように私の友人を祝福したのか、一つ例をあげる。
先月、私は友人からメモを受け取った。そこには、
「封筒を開けてあなたの名前を見て、神の助けと愛の証人である、親愛なる友人が私を覚えていてくれたことを知ったとき、私はどんなに祝福されたことでしょう。 なんという贈り物だろう!ありがとう…
…祈りの手紙のおかげで、私が想像もできないような方法で神が平安を告げてくださることを期待しながら、私たちは日々に向き合っています。 私の祝福された人生の一部でいてくれてありがとう。」
聖霊は、あなたが励ましの手紙を送ることができる誰かを心に浮かべてくれただろうか?以下に、手紙による励ましの例を3つ挙げる。
1. その人との関わりを神に感謝していることを、福音を用いて伝える。
2. 彼らの人生における神の恵みの証拠となる特徴を、1つか2つ挙げる。
3. 彼らの今の状況に合った、聖書に書かれている真実や約束を分かち合う。
励ましの言葉をもって、今日その人に手を差し伸べ、祝福しよう!