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明瞭な視界を得ること

11 私は、幼子であったときには、幼子として話し、幼子として思い、幼子として考えましたが、大人になったとき、幼子のことはやめました。12 今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、そのときには顔と顔を合わせてみることになります。今、私は一部分しか知りませんが、そのときには、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。(コリント人への手紙 第一13章11-12節 新改訳2017)

11節で、使徒パウロは霊的成長を、人の成長になぞらえています。大人と比べれば、子供の世界の理解は限られているように、私たちの現在の霊的な理解も未熟であり、しかし成長しているのです。12節で、パウロは比喩を用いて、我々は暗闇の鏡を見るように、神様をぼんやりとしか見ることができませんが、しかしすべてが完全な時は、神様をはっきりと知る、といいます。

古代コリントの町では、鏡は透明なガラスではなく、磨き込まれた青銅か銅でできていました。映る像は暗く、ゆがみ、ぼやけていました。

鏡は私たちの限りのある、地上での視点を表しているのです。基本的な霊的真理を得ることはできますが、神様の計画のすべてを知ることはできないのです。しかしイエスが地上に戻ってこられ、目の前でお会いするとき、私たちの理解は絶対的に明確で完全なものになります。

この聖句で、私は、年齢を重ねるに伴い視界がぼやける一般的な目の病気である白内障のことを思い出しました。 白内障は、本来は透明な目の水晶体を濁らせます。この症状は曇りガラスを通して見ているよう、と説明されます。年を取るにつれ、目の中のタンパク質がバラバラになり、くっついて塊をつくり、網膜に届く光を妨げるので、ぼやけてくすんだ、黄色い視界になってしまいます

ほとんどの白内障は加齢に伴って自然に起こるものであり、80才を超えるアメリカ人の半数以上は経験します。その他の要因としては、目のけが、過去の目の手術、喫煙、糖尿病、あるいは長期間のステロイド使用などがあります。

一般的な症状には、視界がぼやける・かすむ、まぶしく感じる、似たような色が区別できなくなる、夜間の運転が難しくなる、光の周りに輪ができる、そして頻繁に眼鏡の処方箋を変える必要になる、があります。

白内障は通常はゆっくりと進行します。眼科医は、白内障が進行して治療が必要になれば、伝えてくれます。唯一の効果的な治療は、安全な外来手術で、にごった水晶体を透明な人工レンズに置き換えます。この方法は、次の目の側面図で説明します。

術後数週間は、感染症の予防と炎症を抑えるため、抗生・抗炎症点眼が処方されます。また最初の週は、患者は保護用眼帯をもらい、就寝中は装着します。

二年前、私は白内障の手術を受け、視力が回復しました。色々な色をみることができ、それぞれの色を見分けられるほどの明瞭さに驚いたものです。そして、ボーナスとして、私の視力は20/20(1.0)まで回復したのです。今は処方箋や教会の讃美歌集を読む時、小さい字に焦点をあわせるための老眼鏡をつける必要があるだけです。

視力20/20(1.0)が白内障の手術で保障されるものではありませんが、61%の患者が、それ以上、または同程度の視力を得ています。さらに、90%以上の患者は20/40(0.5)になり、これは運転するのに十分です。どれぐらいの視力になるかは、どんなタイプのレンズなのか、目の健康状態、そして既往症などによって異なります。

イエスキリストに従う者として、私たちがイエスに目の前でお会いできるという、天国への昇天は、白内障手術の結果のように、なにか条件によるものではありません。ヨハネの福音書17章24節で、イエスは御父に使徒たちのことについて語っておられます。

24 父よ。わたしに下さったものについてお願いします。わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。わたしの栄光を、彼らが見るためです。世界の基が据えられる前からわたしを愛されたゆえに、あなたがわたしに下さった栄光を。 (ヨハネの福音書 17章24節 新改訳2017)

イエスがこれらの御言葉を使徒たちに語ったように、イエスは彼を信ずるすべての人々に、同じことが現実になるように望んでおられます。私たちが知っているこの世が終わりを迎え、イエスが私たちの元に戻ってこられ、そして私たちの目は究極の神様の栄光により開かれるのです。

ホラシオ・G・スパフォードが彼の素晴らしい讃美歌 “安かれ、わが魂よ”において、言い表せないほどの希望と期待をこめて、次の言葉を記しました。

主よ、私の信仰が目で見えるものとなる、その日が早く来ますように。
雲が巻物のように巻き上げられ、
ラッパが高らかに鳴り響き、主が降りて来られる。
それでもなお――私の魂は安らかです。

Cataracts

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