Japanese Category

歌う喜び

8-12 その夜、町はずれの野原では、羊飼いが数人、羊の番をしていました。そこへ突然、天使が現れ、主の栄光があたり一面をさっと照らしたのです。これを見た羊飼いたちは恐ろしさのあまり震え上がりました。天使は言いました。「こわがることはありません。これまで聞いたこともない、すばらしい出来事を知らせてあげましょう。すべての人への喜びの知らせです。今夜、ダビデの町(ベツレヘム)で救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。布にくるまれ、飼葉おけに寝かされている幼子、それが目じるしです。」 13-14 するとたちまち、さらに大ぜいの天使たちが現れ、神をほめたたえました。 「天では、神に栄光があるように。地上では、平和が、神に喜ばれる人々にあるように。」 (ルカの福音書2:8-14 JCB) あなたの好きなクリスマスソングは何ですか? 私は、"Joy to the World "です。 私は幼い頃から、クリスマスイブの礼拝に参加するのが大好きでした。 教会に入ると、期待に満ちた空気が漂っています。礼拝の最後になってくると、礼拝堂の照明を落とすのが恒例となっています。 そして、「Joy to the World」を歌い始めたら、皆が、火のついたロウソクを列の隣の席の人に渡し、ロウソクに光をともします。何百本ものキャンドルの光で暗闇が破られる光景は、いつも私に畏敬の念を抱かせます。そして、曲の最後の歌詞のところで、点灯したキャンドルを掲げて賛美と礼拝をすると、暗闇はさらに突き破られるのです。歌が終わると、私たちはキャンドルを吹き消し、オルガンの "ハレルヤ・コーラス "を聴きながら礼拝堂を後にします。今でもその礼拝を終えて教会を出た後、私は圧倒的な喜びを感じています。 上記のルカの福音書の聖句では、天使の聖歌隊が神の賛美を歌っています。しかし、このような素晴らしい機会を与えられているのは、天使だけではないのです!神様は、私たちも歌うように創られました。はい、わかっています。 皆さんの中には、「えっと、私が歌おうとしているのを聞いたことがないでしょう!」と思って笑っている人もいるでしょう。なぜ私は歌えないのか?(少なくとも上手に歌えないのか?)と思っている人もいるでしょう。喉頭(一般的には発声器と呼ばれる)の構造を説明した後に、考えられる理由を説明します。 (喉頭の構造) 舌 (Tongue)   喉頭蓋 (Epiglottis)    声門上  (Supraglottis)     声帯(vocal cord)   声門(Glottis) 声門下(Subglottis)  喉頭(Larynx)    気管(Trachea)  喉頭は、喉頭蓋によって保護され、気管を通して肺からの空気の供給を受けるのに最適な位置にあります。人が飲み込むときには、喉頭蓋という柔軟な弁が気道を閉鎖し、食べ物などは食道を通って消化器官に入ります。 喉頭蓋はやわらかな軟骨で構成されており、柔軟ではありますが、喉頭蓋の構造は保っています。 声帯は喉頭内にあります。 声帯(vocal folds)         声門(Glottis)        軟骨 (Cartilage)         気管 (Traches)  偽声帯(False vocal folds)   咽頭蓋(Epiglottis) 声帯は、気管に付着する硝子軟骨と、声帯の開閉を可能にする柔軟な軟骨の両方で支えられています。 声帯が振動することで音が発生します。 男子が思春期になると、テストステロンが大量に分泌されるようになり、喉頭が成長します。少年と男性では、声が違うだけでなく首にも違いが見られます。喉頭が大きくなると、喉頭を囲んでいる甲状腺軟骨の前部が外側に突出する傾向があり、「アダムのリンゴ」と呼ばれる特徴が生まれます。喉の前にあるのがそれです。 もう一つの変化は、喉頭の大きさに合わせて声帯が太く、長くなることです。 声帯は輪ゴムのように喉頭に張られている細い筋肉です。ギターの弦を考えてみてください。 どの弦が低い音を出すでしょうか? 弦が太くなれば、ゆっくりと振動するので、太い弦ほど音が低くなります。… Continue reading 歌う喜び

Japanese Category

時間

1三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。2 イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。3 ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。4 イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」5 しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。(ヨハネによる福音書2:1-5 JCB)   仮庵の祭り 6 「今はまだ、その時ではありません。しかし、あなたたちはいつ行ってもいいのです。7 世間の人に憎まれるはずもありませんから。しかし、わたしは憎まれています。彼らの痛いところを突くからです。8 あなたたちだけで行きなさい。私は行く時がきたら行きますから。」(ヨハネによる福音書 7:6-8 JCB) 自分の死を弟子たちに予言するイエス 20 さて、過ぎ越しの祭りに加わろうとエルサレムに来ていた数人のギリシャ人が、21 ベツサイダ出身のピリポのところへ来て、「先生。ぜひともイエス様にお会いしたいのですが」と頼みこみました。22 ピリポはアンデレにそのことを話し、二人でお願いしようということになりました。23 イエスはお答えになりました。「いよいよ、わたしが天の栄光の座に帰る時が来ました。24 よく言っておきます。畑にまかれる一粒の麦のように、わたしも地に落ちて死ななければなりません。そうしなければ、いつまでたっても一人のまま、一粒の種のままです。しかし、死ねば多くの新しい実が生じ、新しいいのちが豊かに実を結ぶことになります。25この地上のいのちを愛するなら、結局はそれを失うだけです。しかし、地上のいのちに執着しなければ、代わりに永遠の栄光を受けるのです。26わたしの弟子になりたい者は、わたしについて来なさい。わたしに仕える者は、わたしのいる所にいなければならないのですから。わたしに従う者に、父は報いてくださるのです。(ヨハネによる福音書 12:20-26 JCB) 最後の晩餐 17 過越しの祭りの日、すなわち種無しパン(イースト菌を入れないで焼くパン)の祭りの最初の日に、弟子たちが来て、イエスに尋ねました。「先生。過越しの食事は、どこですればよろしいでしょうか。」18 「町に入って行くと、これこれの人に会います。その人に言いなさい。『私どもの先生が、「わたしの時が近づいた。お宅で弟子たちといっしょに過越しの食事をしたい」と言っております。』」 聖書のこれらの箇所を読んだとき、共通のテーマはなんだと思いましたか?「時」に気が付きましたか?時間?  それぞれの箇所で、イエスは信者たちに、自分は神と一体である、と思い出させています。地上にいる間に彼が行ったこと、言ったことは、神の御意志でした。イエスに最も近い弟子たちでさえ、イエスの復活が終わるまで、その意味を完全に理解してはいませんでした。イエスは、彼の人生は「小麦の穀粒」であり、それは神に栄光を帰しすことによってのみ価値を持つものであることを、常にみなに言い聞かせていました。 神は時空の外側に存在すると知ったときのことを覚えています。しかし、神は時間を創造されました。このブログは、私が教えるのに大好きな教科であった、解剖学と生理学の延長ですが、私はキャリアの初めは「地球と宇宙の科学」も教えていました。 ビッグバン理論は、天文学者が宇宙の始まりを説明する方法だと知りました。宇宙は一点として始まり、拡大、縮小、拡大して現在の大きさに成長したという考え方です。そしてそれはまだ膨張し続けてます!その一点、「時空特異点」は科学的証拠に基づいており、宇宙の膨張も同様です。しかし、ビッグバン理論は、宇宙がどのように、誰によって創造されたかについては述べていません。神は宇宙を無秩序にではなく、単一の点、時空特異点から、秩序正しく創造されました。神は太陽、地球、月を創造し、それらを意図的に配置して動かし、それらの相互作用が時間を決定するようにしました。 地球は23時間56分4.09053秒に1回その軸を中心に回転し、「24時間制」を生み出します。地球が自転しながら、365日6時間9分ごとに太陽の周りを回転します。これが、2月の月末(2月29日)の年に一日が加算される、4年ごとのうるう年の理由です。地球はその軸を中心に傾いており、季節を生じさせます。赤道またはその近くの場所では、年間を通じて気温の変化はほとんどありません。赤道から離れた北と南の地域では、地球が太陽に対して後方に倒れたり、前方に倒れたりするとき、気温が大きく変化します。そして最後に、地球はその太陽からの距離のお陰で、神が創造された生命が繁栄できる唯一の惑星なのです。                               11月の最初の日曜日に、アメリカのほとんどの地域でサマータイムが終わります。2021年11月7日日曜日午前2時に、その地域に住む人々の時間は1時間後戻りし、標準時間に戻ります。土曜日の夜の就寝前に、時計を1時間戻すのを忘れないように! 一日に1時間を追加すると、どのようにあなたに影響があるか気づきましたか?春に1時間を引くときは? 一日24時間制が邪魔されてしまうような長期的な状態は、ままあります。他のタイムゾーンへの頻繁な旅行、新生児の世話、2番目または3番目のシフトで働くことは、人に影響を与えることは理解できます。でも秋に1時間を足して、春に1時間を減らすだけですよね? ほとんどの携帯電話は自動的に新しいタイムゾーンに調整されますが、人間の体内時計の場合はそうではありません。たった1時間の変化でも、睡眠、気分、空腹感に悪影響を与え、感情的および身体的に乱すのです。どうしてこうなるのでしょう? 松果体は体内時計の鍵となり、「生物時計」として、身体の概日リズムを規則正しく保ちます。概日リズムは、毎日同じ時間に疲れを感じ、眠り、目覚めそして意識がはっきりさせる信号を含む、体の一日のリズムです。松果体はまた、睡眠覚醒サイクル、ホルモン分泌、血圧、さらには代謝など、とても必要で重要な生物学的機能を調節します。 松果体の主な機能は、周囲の状況から明暗周期に関する情報を受け取って伝達し、その結果、夜(暗期)に周期的にメラトニンを生成し分泌することです。 体が一日を通して太陽にさらされると、メラトニンの分泌が低下します。そして、夜になると、メラトニンの分泌が再び増加します。メラトニンは、概日リズムと言われる、体の通常の睡眠周期を維持するのに役立ちます。これは、私たち全員が持っている一日24時間稼働している内部時計です。 1時間の睡眠の減少または増加の悪影響を減らすため、いくつかの方策があります。 一つは、時間が変わる前に睡眠/覚醒周期を徐々に合わせていくことです。時間変更後は、新しいスケジュールを維持してください。午後にもっとカフェインを取って調整したいと思うかもしれませんが、もっと良い解決策は、遅い時間に短い昼寝をすることです。 健康的な食事(タンパク質を増やし、炭水化物を減らす)をとることを忘れずに、食事時間を同じに保つこともいいことです。研究者たちはまた、暗い月日には、もっと光を得る方法を見つけることを提案しています。暖かくて日当たりの良いところへ旅行する人もいれば、メラトニンサプリメントを服用したり、特殊なランプの下にしばらく座ったりする人もいます。 神は宇宙を創造し、神は時間を創造し、そして神は私たちの体のリズムを創造しました。理解するのは大変ですよね?それは神からイザヤへの言葉を思い出します。「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道はあなたちの道と異なると主は言われる。」(イザヤ書55:8 新共同訳) しかし、前に説明したように、混沌の中からは、何も生み出されなかったのです。私たちが暗闇の中で眠り、朝の光の中で目を覚ますように設計されていることでさえ、美しさと秩序があります。 時間の変化にどのように適応するかを考えながら、日々神と過ごす時間の新たなリズムを維持・確率することを考えてみてはどうでしょうか。イエスは自分自身の限られた時間 — それをどのように使うべきか、いつ物事が起こるべきかをよく理解していました。季節の移り変わりとともに外の世界が暗くなっていくとき、あなたの心の中に神の光が生き続けられるように神にお願いしましょう。 12そのあとで、イエスは人々にお話になりました。「わたしは世の光です。わたしに従ってくれば、暗闇でつまずくことはありません。いのちの光が、あなたがたの進む道を明るく照らすからです。」(ヨハネの福音書8:12 JCB) Illustration 188651753 © Viktoriia Kasyanyuk | Dreamstime.com Illustration 184356455 / Biological Clock © Elenabsl | Dreamstime.com

Japanese Category

忍耐

12章 1このように、数えきれないほどの多くの証人たちが、競技場の観覧席で私たちを見つめているのです。だから、うしろへ引き戻そうとする力や、まとわりつく罪をふり捨てて、神の用意された競争を忍耐をもって走り抜こうではありませんか。2 あなたがたの信仰の指導者であり教師であるイエスから、目を離さないようにしなさい。イエスは後にある喜びを知って、恥辱をものともせず十字架にかかられました。そして今は、神の王座の右に座しておられるのです。3 罪人たちの恐ろしい反抗を忍ばれたイエスのことを、いつも思っていなさい。あなたがたが気力を失い、弱り果てることがないためです。(ヘブル人への手紙12:1-3 JCB) この箇所で著者は、初期のヘブライ人キリスト教徒に向けて語っています。 モーセ、アブラハム、サラ、イサク、ヤコブ、ヨセフなど、この前の11章で登場する信仰の英雄たちを思い出すように勧めています。 著者は、先人の信仰の英雄たちが、今、ヘブライ人たちを諭し、信仰をあきらめないように励ましていることを、比喩を用いて表現しています。 信仰の英雄たちは、競技中のスポーツ選手を応援するスタンドの観客のようなものです。 著者は、初期のヘブライ人クリスチャンに、イエスがどのように苦しみ、十字架に耐え、今は父の右に座っておられるかを思い起こしながら、イエスに目を向けるように勧めています。この比喩は、自分を思いとどまらせようとするすべてのものを捨て、イエスから自分を引き離す罪を避けるように促しています。成功したスポーツ選手は、どうすれば勝てるかのみ考えています。彼らの自信の源は、コーチから学んだ戦略にあります。 "hitting the wall "というフレーズを聞いたことがありますか? マラソンなどの激しい運動の最中に、このような経験をしたことがあるかもしれません。体力の低下、めまい、頭痛、目のかすみなどの症状が出てきます。 このような症状が出る原因は何でしょうか? 激しい運動には多くの糖質エネルギーが必要なので、これは糖質エネルギーの枯渇が原因です。 糖質エネルギーは、炭水化物を多く含む食品を体内で消化する際に生成されます。 食べ物に含まれる炭水化物には、複合型と単純型の2種類があります。パスタ、米、ジャガイモ、パンなどが複合炭水化物の例です。単純炭水化物は、みかんやりんご、スポーツドリンクなどに含まれています。 スポーツ選手は、競技前に複合炭水化物を食べてエネルギーを蓄えます。 競技中は「壁にぶつかる」のを防ぐためにスポーツドリンクを飲むことが多いです。 激しい競技のための適切な訓練には、適切な食事だけでなく、適切な運動、さらには適切な心構えも含まれます。訓練は体全体に作用し、最終的には、肉体的にも精神的にも、そして情緒的にもマラソンに対応できるランナーに生まれ変わることができます。 マラソンは誰しもに当てはまらないかもしれませんが、何か身体を動かす活動においてギアを上げて頑張るということは、私たち誰しもに当てはまると思います。例えば、土曜日の朝5時に犬の散歩をすることかもしれませんし、地元のジムの水中エアロビクスのクラスや、散歩グループに参加したりすることです。研究によると、運動のつらさを克服するための最良の方法は、気をそらすことです。何か些細な事、例えば、レース中にちらっと朝日を見たり、楽しい音楽を聴いたり、観客の声援を聞いたりすることで、アスリートの脳が集中力を失うことなく、苦しさを忘れるのに十分な気晴らしになります。 私たちはイエスに従う者として、イエスと共に歩みながらも時に、疑念、失望、犠牲などの痛みを経験することがあります。主が「自分の十字架を背負いなさい」と言われたとき、主に向かって「本当にそうしなければならないのか」と問いかけたくなることがあります。困難や落胆の瞬間、私たちはお互いにポジティブな気晴らしを提供しあうことで、集中力を失わずに痛みに耐えることができます。目線を上に上げてイエス様を見ることを忘れないようにすることもできます。 励ましの讃美歌や主をたたえる歌、特別な意味を持つ聖書の一節を分かち合うことができます。交流や祈りを通して、お互いに励まし合うことができます。私たちは、忠実な友人の親切な心遣いや励ましによって、新たな力を得たことが何度あったでしょうか。 こうした気晴らしに加えて、科学者たちは、前向きに自分に語り掛けることや良いイメージを思い浮かべることは、アスリートが "壁にぶつかる "のを防ぐのに役立つと結論づけています。アスリートは、出来事が起こる前に困難を克服した自分の姿を思い浮かべることができれば、その瞬間にそれを実行できる可能性が高くなります。野球を見ていると、このような現象をよく目にします。カメラがマウンド上のピッチャーにズームインすると、ピッチャーが独り言を言っているのがよくわかります。愚かに見えるかもしれませんが、何百万ドルもの給料をもらっているのですから、自分が成功するためには何でもしますよね。 クリスチャンである私たちも、自分自身に真実を語りかけ、主が私たちの苦悩に同伴してくださる姿を思い浮かべることで、同じことができるのです。詩篇では、賛美すること、思い出すことを繰り返し勧めています。現在の状況が絶望的であるならば、主が過去に行ったことを賛美しましょう。あなたの人生の様々な場面での主の誠実さを思い出してください。信仰の英雄たちにも、欠点や困難があったことを思い出してください。 そして何よりも、あなたに寄り添ってくれる大祭司イエスがいることを思い出すのです。(ヘブル人への手紙4:15)もし自分がピッチャーマウンドで孤独を感じたら、ヨハネの福音書14章18節にあるイエスの美しい約束を思い出してください。「わたしはあなたがたを孤児のように置き去りにしたりすることなどありません。かならずあなたがたのところに帰ってきます。」 (ヨハネの福音書14:18 JCB)目を凝らして、キリストがあなたに会いに来ている姿を思い浮かべてください。キリストは、あなたの軛(くびき)を分かち合い、あなたが十字架を背負うのを助け、あなたがゴールするのを応援してくれるお方なのです! Photo 85720209 / Marathon © Wavebreakmedia Ltd | Dreamstime.com Photo 128967159 / Marathon © blurf | Dreamstime.comexhausted

Japanese Category

休息

28 「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。29 わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛(くびき)を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。30 わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」 (マタイ11:28-30 新共同訳) yoke 軛(くびき)―牛につける横木 少し目を閉じて、イエスの周りに集まっている人々の中に自分がいると想像してみてください。 人々はイエスの招きを聞いて、何を考えているのでしょうか? このイエスは、私に来てほしいと言っているのだろうか?イエスの招待はすべての人に向けられているように見えるが、私はこの群衆の中の一人にすぎない。イエスは本当に私に会いたいのだろうか? 私は律法を守ろうと努めています。 しかし、しばしば疲れてしまうのは、頑張っているからだけではなく、自分の力ではどうにもならないことをがあるのを知っているからです。 主に学べば違うのでしょうか? イエスが言う、「彼のくびきを負いなさい」、とはどういう意味なのでしょうか? イエスは、私をイエスとの個人的な関係に招いておられるのでしょうか? 若い牛が畑で年配の牛から学ぶように、私も彼から学ぶのでしょうか?彼が私の荷を分かち合うことによって、私の重荷が軽くなるのを感じるのでしょうか? イエスは私に何を求めているのでしょうか? 私に彼の布教のパートナーになることを求めているのでしょうか? イエスは、彼のくびきは容易であり、私はイエスから学ぶだろうと言われます。人にくびきをかけることは、律法に縛られることとは違うのでしょうか? 私は本当に休息を得ることができるのでしょうか? このイエスという人は、自分を何者だと思っているのでしょうか?私は、彼が神の息子であるかのように、神に祈るのを聞いたばかりです。そして、自分には、神から私を教えるすべての権威を与えられていると言いました。そんなことがあるでしょうか? 私は司祭になるために、一生懸命に勉強し、律法を覚え、儀式を行い、規則を守って過ごしてきました。これ以上何を学ぶ必要があるのでしょうか? さあ、目を開けてこの聖句を読み返してみてください。 この言葉はあなたに何を語りかけていますか? あなたは、自分自身や他人からの実現不可能な期待を背負っていませんか? あなたは教会の"仕事 "をすべて担っていませんか?教会のキャンプで食事を作ったり、日曜学校で教えたり、聖歌隊で歌ったりしていませんか? 生活が忙しすぎて、聖書を読んだり、祈ったりする静かな時間がないのでは? あなたは神に認めてもらおうとして、神を喜ばせようと無駄な努力をしていませんか? 自分はまだ足りないと感じることがありますか?パフォーマンスの罠(神様に祝福されるためには、ある水準を保ち続けなくてはならないと思い詰めること)に陥っていませんか? 子供のころ、エリー湖から2キロ離れたところに住んでいましたが、母はよく私たちをビーチに連れて行ってくれました。 母はクーラーにピーナッツバターとゼリーのサンドイッチ、セロリとニンジンのスティックを詰めてくれました。 私たちは海から上がってランチを食べるのを嫌がるました。というのも、食べた後に海に戻るためには30分から60分待たなければならないからです。 待たなければ、疲れて足や腕が痙攣し、溺れてしまうかもしれません! 確かに、血液の一部は消化を助けるために腕や脚から胃へと流れます。 水泳をしていると、胃けいれんや筋肉けいれんを起こすことがありますが、溺れてしまうほどではありません。 常識的に考えて、重い食事をした後にプールに飛び込まない方が良いでしょう。 神は、人間の身体を危険から身を守るよう作られたように、その身体を休ませることができるようにもされました。それをコントロールしているのが、自律神経の副交感神経です。 食事に話を戻します。食べるときは、不安やストレス、混乱していない状態のほうが、快適で満足感を得られるでしょう。 皆さんは、急いで食事をしたことがありますか? 渋滞に巻き込まれた車の中で?テレビの前や映画館でホラー映画を見ているときは? 下の図を見てください。人はリラックスすると、呼吸数や心拍数が通常の安静時のペースに戻ります。唾液腺が刺激され、唾液が分泌されます。消化腺が刺激され、酵素、胆汁、酸が分泌されます。消化管を覆う筋肉に、波のような煽情運動が起き、食物を移動させます。 消化は、副交感神経からの制御に加えて、独自の腸管神経系によってもコントロールされています。 消化管には網目状に神経が張り巡らされており、通常は副交感神経と連動しています。 しかし、この2つの神経系が同調しないこともあります。不安やストレスを感じると、腸管神経が独立してき、消化を遅らせたり早めたりします。皆さんは、緊張から胃が落ち着かなかったり、また、お腹が音をたてたりしたことはありませんか?これらは、胃の筋肉が過剰に働いたときに起こる、ちょっとした症状です。しかし、腹部の大手術をすると、数日から数週間、消化活動が遅くなることがあります。たとえ外科医が細心の注意を払っていても、ほんの少し内臓に触れてしまい擦り傷がついてしまったら、腸管神経系は一時的に「眠りに落ちて」しまうのです。 そのため、退院前に正常に排便することが必要となるのです。 今月の聖句をもう一度読み、そして、イエスが差し伸べてくださる「休息」について考えてみましょう。コロナのパンデミックの間、あなたにとって「休息」とはどのようなものでしたか?アメリカでは、パンデミックは18か月目になりました。夏にビジネスが再開され、生活が普通に戻ったかに見えた後、あらゆる都市や州でデルタ株の増加により、新たなシャットダウンの波を経験しています。多くの人が終わりは見えていると思っていましたが、マスク着用、ズーム会議、オンライン授業は、いまだ日々の会話の一部となっている現実に直面しています。このパンデミックはあなたとあなたの国に、どのような影響を与えていますか?あなたとあなたの家族はどうですか?なにか大きな変化はありましたか? このブログの最初の写真で、雄牛たちは粗末なくびきに括り付けられています。一緒に動くには、くびきのせいで、一体感が得られないように見えるかもしれません。荷が重く見えますよね?イエスが言っている「くびき」は、むしろ、下の絵に見られるくびきかもしれません。身体によく合っていて、雄牛たちは同調し、負荷が均等に分散されているので、それぞれの重荷が軽くなっているように見えます。 パンデミックに関連するか否かにかかわらず、この1カ月間、様々な課題に直面することになりますが、自分がよくフィットしたくびきの下にいることを想像してみてください。自分の肩にしっかりとフィットし、重荷が軽く感じられます。そして、向こう側にいる人は、実際にほとんどの仕事をしていて、あなたは、その人がうまくやっていると信頼できるのです。だから、友よ、休みなさい、そして信頼しなさい。 Photo 167686636 / Oxen © Joshua Wanyama | Dreamstime.com Photo 68279781 / Oxen Yoke © Steve Callahan | Dreamstime.com Photo 25474169 © Alila07 | Dreamstime.com

Japanese Category

恐れ

4わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。 5 主を仰ぎ見て、光を得よ、そうすれば、あなたがたは、恥じて顔を赤くすることはない。 6 この苦しむ者が呼ばわったとき、主は聞いて、すべての悩みから救い出された。 7 主の使は主を恐れる者のまわりに陣をしいて彼らを助けられる(詩篇 34: 4-7 口語訳) この聖句では、「恐れ」という言葉がどのように使われているかを見てみましょう。 4節では、ヘブライ語の「恐れ」という言葉は、"怖がることが目的となる恐れ"、あるいは "人間が感じる恐怖 "と訳されています。この詩篇の作者であるダビデは、死ぬのではないかと恐れています。 彼は敵から逃げていて、主に叫んでいます。主はダビデの叫びを聞き、敵と恐怖から解放してくださいました。 7節では、この「恐れ」という言葉が、"主を恐れる者 "という意味で使われています。それは、主に対して畏敬の念を持つことであり、「怖がる」という意味ではありません。主は、神聖なるものを崇敬し、畏怖を持つ者を救います。 解剖学的に言うと、人間は恐怖に対し特定の反応をするように作られています。恐怖や危険を感じると、自分を守ろうとしたり、逃げようとしたりします。 この交感神経系に支配された反応は、一般的に「戦うか逃げるか反応」として知られています。 交感神経は自律神経系の1つです。 自律神経系は、その名が示すように不随意の生理的機能を自動的に制御します。不随意の生理的機能の例としては、心拍数、血圧、呼吸、消化などがあります。 人はこれらの機能を自ら活発にしたり、緩慢にしたりすることができますが、自律神経系はそれらを作動させて維持します。 例えば、心臓は拍動し、肺は呼吸し、胃は消化しますが、人は意識せずにそれらを制御しているのです。 交感神経系は、恐ろしいほど(また「恐」という言葉が出てきましたが)素晴らしくデザインされています。 下の図は、眼球、視床、視覚野、扁桃体、そして椎骨の中から出ている交感神経の連携を示しています。 AMYGDALA  偏桃体 Responsible for the …  感情、特に恐怖に対する反応と記憶をつかさどる Cerebrum 大脳 Corpus Callosum   脳梁 Thalamus    視床 Pituitary Gland  脳下垂体 Amygdala  偏桃体 Hippocampus  海馬 Brain Stem  脳幹 Cerebellum  小脳 RESPONSE TO THREAT   恐怖への反応 Amygdala   偏桃体 Visual thalamus… Continue reading 恐れ

Japanese Category

堅固な土台

賢く家を建てる人、愚かに建てる人 24 「それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。25雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである。26また、わたしのこれらの言葉を聞いても行わない者を、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができよ。27 雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家にうちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである。" (マタイ7:24-27 口語訳) このたとえ話は、マタイ5章から始まる「山上の説教」の最後に登場します。この説教には、「山上の垂訓」(さんじょうのすいくん)や「主の祈り」など、イエスの教えとしてよく知られているものが含まれています。イエスは多くのトピックを取り上げ、自己や世俗的な営利に信頼を置く人々とは、クリスチャンはどのように異なるべきかを強調しています。 このたとえ話の中で、イエスは、家を建てるための土台の違いに例えて、ただイエスのことを知るだけでなく、イエスとその教えに従うことの重要性を説いています。福音書の中で、イエスは13回、"私に従いなさい "と言っています。 この言葉を用いて、ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネを自分の弟子として呼ばれました。イエスに従った人たちは、イエスの言葉と行動の上に自分の土台を築きました。彼らは地上に富を築くことはせず、すべてを放棄し、イエスを自分の土台として選んだのです。この土台があったから、迫害を受けている間、死に至るまでも強く生きられたのです。 “風が吹いても、大雨が降っても”、彼らの信仰は揺るがなかったのです。 このたとえ話は、ルカの福音書6章20~49節にも記されています。 ここでは、このたとえ話に新たな側面を加える4つの言葉が登場します。賢く家を建てる人に例えて、イエスはこう話しました。 48それは、地を深く掘り、岩の上に土台をすえて家を建てる人に似ている。洪水が出て激流がその家に押し寄せてきても、それを揺り動かすことはできない。よく建ててあるからである。 (ルカによる福音書6:48口語訳) 私の友人の一人は、ここの聖句を教える際に、彼の父親が田舎の家の敷地に井戸を設置した時の話をします。 彼の家族はよく田舎にピクニックに行ったり、森を楽しんだりしていましたが、水を運搬しなければなりませんでした。 井戸を掘った日、掘削員が3回も手を止め、もっと深く掘ったほうがいいか、と彼の父親に聞きました。 時間と費用が更にかかることになっても、父親はいつも「はい」と答えていました。そして午後遅く、ついに井戸掘り職人は水に到達しました。 しかも、それは水たまりなんかではなく、常に新鮮な水の蒸気が湧き出ていたのです。一家の井戸が枯れることはありませんでした! ニューヨークの南からジョージアまでのアメリカ東部に住んでいる人なら、「ブルードX」と呼ばれる17年ゼミの甲高い鳴き声を聞いたことがあるかもしれません。そして、木の幹や下の枝葉、地面を見ると、そこはセミの抜け殻で覆われています。 セミは他の昆虫と同様に、成長すると脱皮して外骨格を脱ぎ捨てます。 セミの幼虫は、木や潅木の根から出る汁を吸って17年間過ごした地中から這い出てきます。木の上に這い上がり、最後の脱皮を行います。 幼虫は外骨格が固まるまで白いままです。これまでの脱皮は地中で行われていたため、これは最も危険にさらされる脱皮となります。  鳥やリスなど多くの動物が、この定期的に訪れるごちそうを楽しんでいます!生き残った成虫は交尾し、雌は受精卵を木の枝に埋めます。 6週間後、卵から孵化した幼虫は地面に落ち、2フィートほど地下に潜って木の根を食べ始めます。時計のような正確さで、17年ゼミ「ブルードX」は、2038年に出現します! 最後の脱皮で外骨格を脱ぎ捨てるセミの幼虫  木の枝に受精卵を置くセミの雌成虫   では、岩の上に建てられた家とセミは、人体とどのような関係があるのでしょうか? それはもちろん、人間の骨格です。人間は内骨格でできていて、体の成長に合わせて内部で成長していきます。 脱皮の必要はありません。 人間の体の土台となる内骨格は、206個の骨で構成されています。 様々な形、大きさ、厚さの骨が、それぞれの目的に合わせて作られています。下顎は、人間の頭蓋骨の中で最も大きな骨です。 馬蹄のように湾曲した形をしていて、下の歯を固定し、咀嚼できるように動かします。  MANDIBLE 下顎骨 Condylar process 関節突起 Coronoid process 鈎状突起 Submandibular fossa 顎下腺窩 Alveolar process 歯槽突起 Mental foramen オトガイ孔 Metal protuberance オトガイ隆起 Body… Continue reading 堅固な土台

Japanese Category

キリストのきよめの血

「13 儀式的に汚れている人に振りかけられた山羊や雄牛の血、雌牛の灰は、彼らを聖なるものとし、外見上は清くなります。 14 それでは、永遠の霊によって汚れのないご自分を神にささげられたキリストの血は、どれほど私たちの良心を死に至る行為から清め、私たちが生ける神に仕えることができるでしょうか。」 ヘブル人への手紙9:13-14 ヘブル人への手紙の著者は、当時の迫害されているユダヤ人クリスチャンに、旧約聖書の律法ではなく、キリストこそが神の究極の救いの計画であることを再確認させようとしています。たとえ落胆していても、神を喜ばせるために旧約聖書の時代に行われていた虚しい慣習や儀式を再び行うことは避けるように諭しています。  著者は、キリストの犠牲が旧約の動物の犠牲よりも優れているということを述べています。旧約時代の祭司は、民の罪のためだけでなく、自分の罪のためにも、絶えずいけにえをささげなければなりませんでした。しかし結局、動物の死は、人間の罪悪感を和らげ、旧約の律法を成就させる役割しか果たせませんでした。動物の血だけでは、人の内側(魂)に変革をもたらすことはできなかったのです。 それに対して、キリストの犠牲は完全で罪のないものでした。キリストの十字架の死は、すべての人の罪に対する永遠の贖いを約束しました。ヘブル人への手紙9章14節において、著者はキリストの犠牲の重要性を強調しています。"永遠の霊によって、傷のないご自分を神にささげられたキリストの血は、どれほど私たちの良心を死に至る行為から清め、生ける神に仕えることができるでしょうか!" キリストの犠牲にとって重要な“血”(血液)は、人体の機能としてもまた重要な役割を果たしています。「ホメオスタシス」とは、体内環境を非常に狭い範囲で一定に保つために働く体の機能を表す言葉です。基本的に、水や血液などの体液の濃度、量、化学的組成が正常な場合、変化することは人体にとって不健全なものです。体内のホメオスタシスを維持するために重要な役割を果たしている臓器の一つが腎臓です。 腎臓の中にあるネフロンは、血液中の老廃物や余分な物質を除去する過程で尿を生成する機能構造です。人間の腎臓には、1つの腎臓に約100万個のネフロンがあります。腎臓は、尿を生成し、体内の老廃物や過剰なミネラルイオン、過剰な水分を排出します。腎臓の主な機能は、体内の水の量を調節し、血液中のミネラルイオンの濃度を保つことです。また、老廃物を排出し、同時に有用な物質を取り入れています。                        ネフロンの解剖学 老廃物を含んだ血液がネフロンに入ると、半透膜の糸球体でろ過されます。この時、血液中の赤血球や大きなタンパク質は大きすぎてボーマン嚢へろ過されません。 一方、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのイオンや、水、ブドウ糖、タンパク質の構成要素であるアミノ酸などは、十分小さいのでボーマン嚢へとろ過されていきます。 そしてこれらはろ液と呼ばれる混合物(原尿)となります。糸球体から出たろ液(原尿)は、次に尿細管に入ります。そこでは、ろ液(原尿)に含まれるグルコース、アミノ酸、ビタミンなどの重要な栄養素が血管内へ再吸収されます。これらの栄養素は血液に戻り、その後必要な場所に運ばれていきます。 ろ液(原尿)が尿細管のループ(U字型)を下り、また上ってくる間に、水分と塩分の濃度が調整され、健康的な血液量が維持されます。 尿細管のループは、それぞれ塩分や水分に対して透過性があり、適切な量の水分と塩分が血液に戻されるようになっています。 老廃物や過剰な水分と塩分は、尿となってネフロンから排出されます。尿は、複数のネフロンによって腎盂で合流する集合管に排出され、その後、尿管に入ります。この尿管は二つの腎臓にそれぞれあり、腎臓から出た尿を膀胱(体外に尿が排出されるまでの貯蔵場所)まで運ぶ働きをしています。 今回は、腎臓という素晴らしい臓器のほんの一部をご紹介しました。 ネフロンの糸球体は、血液が赤血球を失わないようにざる状にデザインされています。それだけではなく、腎臓内の細胞が血液中の酸素濃度の低下を感知すると、ホルモンを生成・放出して骨髄に移動させ、新しい赤血球の生成を促す、という優れた機能も備わっています。 また、毛細血管が尿細管の周りを取り巻いているため、水分と塩分の交換がスムーズに行われます。だから、腎臓から出て体内循環に戻る血液の濃度が薄すぎず、濃すぎず、ちょうど良い状態になっているのです! 血液は、このような複雑なプロセスを通って、不純物のないきれいな状態を常に保ち続けているのです。そして、私たちに贈られた神からのギフト(イエスの十字架の血)も、このように汚れのないきよめられた心を常に保ち続けてくださっているのです!キリストの十字架上の犠牲は、単なる(外面的な)愛の表現ではありません。私たちのために流されたキリストの血によって、私たちは深く永続的な(内面的な)変化を経験できるのです。ホメオスタシス(恒常性維持機能)は、私たちの体の中で良いものをバランスよく保ち、悪いものを排除する機能ですが、ヘブル人への手紙の著者は、私たちの霊的な歩みにおいてもホメオスタシスのような働きを常に持ち続けていくことを勧めています。 血液は、腎臓の働きによって徹底的に不純物がとりのぞかれていますが、感謝なことに、私たちには、神と人生を歩む時に問題となる不純なものや有害なものを取り除くために、神の恵みが与えられています。テトスへの手紙2章14節には、「私たちの偉大な神であり、救い主であるイエス・キリストは、私たちをすべての不法からあがない出し、善いことを熱心に行う選びの民をご自分のものとしてきよめるため、私たちのためにご自分をささげられたのです。」と書かれています。 あなたは今、良心の呵責に耐えながら生きていたり、どうしても自分を取り戻すことができずに落胆していたりするでしょうか。「赦されること」や「きよめられること」は、自分の意志でできる範囲を超えて働かれます。あなたの体のことは、腎臓に任せましょう。そしてあなたの心のことは、神様に任せていきましょう。 神様はあなたをゆるしてくださいます。 神様はあなたの心のけがれを取り除いてくださいます。 神様はあなたを癒してくださいます。 そしてあなたが神様を求め続ければ、神様はあなたをきよめてくださいます! https://pbs.twimg.com/media/Bdn5jgjCEAAvM5R.png:large

Japanese Category

神の息吹

19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちがいたところでは、ユダヤ人を恐れて戸に鍵がかけられていた。すると、イエスが来て彼らの真ん中に立ち、こう言われた。「平安があなたがたにあるように。」 20 こう言って、イエスは手と脇腹を彼らに示された。弟子たちは主を見て喜んだ。 21 イエスは再び彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」 22 こう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。23あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦されます。赦さずに残すなら、そのまま残ります。」(ヨハネの福音書20:19-23) 初代教会は一つの大切なメッセージをこの世の中に示しました。それは、イエス・キリストが死からよみがえられた、ということです。すべてのことがこの一つのメッセージにかかっています。なぜなら、イエスの復活がすべてを変えたからです。 週の初めの日、イエスの弟子たちはともに集まり、恐れからドアに鍵をかけて隠れていました。彼らが身を寄せ合うようにしてその部屋にいた時の気持ちを想像してみてください。イエスが十字架につけられた悲しみ、自分たちにそれを止める勇気がなかったことへの恥ずかしさ、ローマ兵がすぐにでも来るかもしれないという恐れ、次に何をすればいいのかという混乱。過去3年間、弟子たちの生涯はイエスに従うという使命にささげられてきましたが、結局、孤独と失望にあふれたこの部屋で終わることになりました。しかしその時、悲しみ、恥、恐れ、混乱が雲のように渦巻く中に、イエスが現れ、聖なる光がその部屋を満たします。イエスの平安は弟子たちの喪失の悲しみを慰め、彼らの恥を洗い流し、恐れに打ち勝ち、間違った心の思いに明確さと希望をもたらしました。まさに、イエスの復活がすべてを変えたのです。 ここで平安を弟子たちに与えたことで、十字架にかかる前(聖書でいうとほんの数章前)、これから起こってくることに弟子たちを備えさせようとして、イエスが語ったある約束が成就することになります。ヨハネの福音書14章26-27節でイエスは弟子たちにこう語りました。「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません。」 復活されたイエスに出会った後、イエスから与えられた平安によって、弟子たちの恐れは喜びに変わります。しかし、これはイエスがなされたことのすべてではありませんでした。彼らに平安を与えた後、イエスは父なる神がご自分を遣わしたのと同様に、イエスご自身も弟子たちを遣わすことを宣言され、それから弟子たちに息を吹きかけました。イエスは、弟子たちが出て行って福音を広めるために、力を与えられました。復活されたイエスとの出会いがすべてを変えたのです。 私はこの聖書箇所を読んで、人間の呼吸器系とどんな関係があるのかを今回のブログで取り上げようと思い、弟子たちが精霊により頼むということに焦点を当てようと思いました。復活されたキリストと聖霊の賜物がなければ、弟子たちは閉じこもり、失望し、幻滅したままだったでしょう。偽りの現実に生きる誰かに惑わされ、見捨てられていたことでしょう。弟子たちの将来と使命が御霊の呼吸にかかっていたように、私たちがこの地上に生まれてくるまでの間、私たちは自分以外の人の呼吸に頼って生きています。 ご存じのように、人間の胎児は約280日間、母親の子宮の中で形作られています。その間、胎児は空気を吸いません。その結果、人間の肺は最後に発達する器官のひとつとなっています。胎児の血液は心臓の上部の部屋(心房)の間のフラップのような開口部(卵円孔)を通って、まだつぶれていて、液体で満たされている肺を通らずに迂回します。では、胎児はどのようにして酸素を受け取り、二酸化炭素を排出するのでしょうか?母親の血液は胎盤を通り、臍帯(へその緒)を通って胎児に流れ、酸素を供給します。そして、二酸化炭素と胎児からの廃棄物は、逆に同じ経路を通って処分するために母親に戻されます。胎児は、この重要なガス交換を母親に完全に依存しています。 赤ちゃんが生まれ、へその緒が締められると、驚くべき変化が起こります。赤ちゃんは最初の呼吸をし、赤ちゃんの肺は空気で膨張します。妊娠中に血液が胎児の肺を迂回するために通っていた開口部は閉じられ、酸素はあかちゃんの肺の気嚢を通って血液に送られます。赤ちゃんの循環機能と心臓を通る血流は、そのときから大人と同じように働いていきます。そしておそらくこれが最も驚くべきことではないでしょうか?それは、これらすべてのことが、ほんの数分のうちに起こるということです!赤ちゃんが生まれて、医師がその背中を軽くたたく時、これらの重要なプロセスの一つ一つが起こり、その合図として赤ちゃんは初めて泣きます。(赤ちゃんがこのすべての働きが行われた後で泣きたい気分になるのも不思議ではありませんね!) 孤独や寂しさを感じながら部屋に閉じこもっていたイエスの弟子たちにも、背中を軽くたたかれる、ということが必要であり、イエスは力強い恵みのパンチをお与えになりました。イエスは弟子たちに平安を与え、そして守られていた“子宮”の外側で生きていけるように、すなわちイエスがこの地上に生きていて一緒に過ごしていた時を終えても踏み出していけるように、命を与える聖霊を受けるように彼らに息を吹きかけられました。私たち人間は、この奇跡的な酸素の呼吸を母親の子宮の中でも受け取り、そして外に出ても受け取ることができるのです。私たちはまた、神が創造されたように生き、成長し、存在していくように召されています。私たちの肺がいつか最後の呼吸をして終わってしまうのとは異なり、私たちの中に吹き込まれた神の霊は決して衰えたり揺らいだりすることはありません。死はもはや何の力も持っていません。なぜでしょうか―そうです―イエスの復活がすべてのことを変えたからです。  多くの人々に愛されているこの讃美歌はこのように歌われています。  私に息を吹きかけてください 神様の息を  新しい命で満たしてください  あなたが愛するように私も愛し、  あなたがなさることを私もすることができますように

Japanese Category

キリスト信仰におけるアイデンティティ

11 愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなさい。 12異邦人の中にあって 立派にふるまいなさい。そうすれば、彼らがあなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたの立派な行いを目にして、神の訪れの日に神をあがめるようになります。(ペテロの手紙第一2:11-12 新改訳2017) 使徒ペテロは、彼の第一の手紙の中で、小アジアのローマの都市にあった、5つの初代教会の新信者を励ましています。 聴衆は、ローマから追放されたユダヤ人クリスチャンと、故郷に住んでいて信仰を持つようになった異邦人が混在していると考えられます。 いずれにしても、これまでの生活では当たり前だったことが、今では異質なものとなっています。すべての罪のために十字架にかけられ、復活したキリストに仕える者にとって、もはや神殿での偶像崇拝や動物の生け贄は必要なくなったのです。 初期のキリスト教徒は、もはや社会に適合せず、追放されました。 彼らの新しいアイデンティティは、この世ではなく、キリストにあったのです。そのため、彼らは信仰のために迫害されました。ペテロは、苦しみを受けて栄光に帰されたキリストは、信仰を持ち続けた人々にも栄光を与えてくださるのだ、と彼らに説きました。 今日、モデルナ製コロナワクチンの2回目を接種してきました。ちょうど1年前、私と私の家族にとって、パンデミックは差し迫った現実のものとなり、学校はすぐに対面式の学習からオンラインへと変わりました。現在、私は家庭教師や代用教員に戻っていますが、私の州ではK-12の職員が接種順位1bなので、ありがたいことだと思っています。 ウイルスがどのようにして人体に侵入するのか、ワクチンはどのように作用するのかを考えるとき、私の頭に浮かぶ言葉は「アイデンティティ」です。神様は人間の身体それぞれに独自性を持たせ、それを免疫システムが管理しています。 「自分自身」として認識されていないものが体内に入ると、アレルギー反応や免疫反応が起こります。 アレルギー反応とは、ホコリやペットのフケ、花粉などの単純なものから、クロゴケグモやマムシの毒のような致命的なものまであります。 しかし、ウイルスのように単純で微細なものが、どうして免疫反応を引き起こすのでしょうか? COVID-19パンデミックの原因となっているSARS-CoV-2ウイルスは、吸着スパイクを持つタンパク質の殻と、ウィルス合成のための情報を持つ一本鎖RNAという、2つの主要な要素で構成されています。 そう、ウイルスはあまりにも単純で、単体で増殖することすらできないのです。しかし、だからといって、ウイルスが致命的な病気を人体に持ち込むのを阻止することもできないのです。 SARS-CoV-2ウイルスが呼吸器系に侵入すると、鼻腔の内壁にある特定の受容体を持つ細胞を識別し、スパイクたんぱく質がその受容体に吸着します。 タンパク質の殻は細胞の外に残り、役目を終えます。 RNA鎖は細胞内に注入され、細胞をハイジャックして複数のタンパク質の殻とRNA鎖を作り出します。 これらの構成要素は、多数の新しいウイルスに組み立てられ、感染した細胞から飛び出し、多くの場合、その細胞を死滅させます。 ウイルスが増殖するにつれ、感染者は特に最初の1週間ほどの間に大量のウイルスを排出することがあります。この時点では症状が出ないこともあり、または発熱、空咳、喉の痛み、嗅覚や味覚の喪失、頭痛や体の痛みなどの症状が出ることもあります。  title: ウィルスの増殖   1.吸着   2.ゲノム注入  3.RNAの複製  4. ウィルス粒子の出現 5.ゴルジ装置でウィルスの組立 6. 新しいウィルスの放出 それぞれの新しいウイルスは、気道に沿って表面の受容体を持つ別の細胞を見つけ出し、侵入します。ウィルスが気道の奥に入り込めば入り込むほど、この表面受容体の数はもっと多くなり、さらに致命的な侵入となります。肺の細気管支の、もっと細くて先の方にある枝は、肺胞という小さな空気の袋の集合体に達しています。小さな袋、肺胞嚢の一つ一つは、受容体を豊富に含む細胞が単層で覆っています。受容体の役割は、血液中に酸素が取り込まれる際にきわめて重要となる、血圧の調整です。 SARS-CoV-2ウイルスが体内に侵入すると、直ちに異物として認識されます。 免疫系はそれを破壊しようと抗体を作り始めます。科学者たちは、COVID-19の生存者が、罹患していた時からの記憶細胞によって、どのくらいの期間守られるのかを研究しています。 ②mRNAがヒトの細胞に侵入 ③細胞がスパイクたんぱく質を合成 ④スパイクたんぱく質を免疫系が認識する ⑤抗体が作られる ⑥ 侵入したウィルスに対して免疫が反応する モデルナのワクチンは、ウィルスと同じ免疫反応のプロセスで働きます。ワクチンには、SARS-CoV-2ウイルスのメッセンジャー(mRNA)の断片が含まれています。このmRNAが細胞内に入り、細胞を乗っ取ってスパイクたんぱく質の粒子を生成します。 体はこのスパイクたんぱく質を異物と認識し、免疫反応を開始します。 抗体が作られ、SARS-CoV-2ウイルスを破壊するとともに記憶細胞として残り、その後の感染から体を守ることが期待されます。 SARS-Co -2は新型ウイルスであるため、科学者は変異種に対するワクチンの有効性について研究を続けています。ウイルスはゲノムが非常に小さく、RNAの複製中に発生したエラーがたんぱく質スパイクの構造変化につながるため、突然変異が起こりやすいのです。 ワクチンで作られた抗体は、変異種を認識するでしょうか?ワクチンに変更を加える必要があるでしょうか? すでに接種済みの人に、追加ワクチンを打つ必要があるでしょうか? 1世紀のキリスト教徒にとって、聖霊は究極の免疫システムのようなものでした。ウィルスに対抗するためにワクチンを求める私たちとは異なり、キリストにあって新しいアイデンティティを得た信者たちは、自分の体が望んだように「悪しきもの」を体から撃退するために聖霊を得たのです。彼らは自分の中にある悪しき肉の欲望からだけでなく、「間違っている」と周囲の社会からも批判され、攻撃を受けていました。幾度となく沸き起こる内外からの非難は、まるで変異種のように、彼らの得た新しいアイデンティティに戦いを挑んできたのです。 新しいワクチンがCOVID-19の変異種に対してどれだけの効果があるのか、また、ウイルスに打ち勝った身体は、再感染を阻止するためにどれだけ長い間その記憶を保持できるのか、まだ誰にもわかりません。しかし、イエスに従う者として、私たちは初期の教会と同じように、キリストがあらゆる種類の攻撃に耐えるために必要な力を与えてくださるという信仰に立つことができます。私たちが主に目を向け、主の力を引き出し続けるとき、私たちは周囲に良い影響を「感染させる」ことができるという望みが与えられます。 今週の日曜日、世界中のクリスチャンが復活した救い主、イエス・キリストを礼拝します。ペテロが教会の人々に、「あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。ただし、柔和なこころで、恐れつつ、健全な良心をもって弁明しなさい」(ペテロの手紙第一3:15-16新改訳2017)と勧めたように、私たちも同じようにしなければなりません。私たちは立ち上がり、罪の破壊的な広がりを防ごうとするとき、世界が見ています。私たちの人生の中で、誰かが今、暗闇の中で出口を求めているかもしれません。このイースターに、キリストの「伝わりやすい」愛と希望を最も必要としている人々に広められるよう、神の恵みがありますように祈りましょう。 SARS CoV binding to ACE receptors Illustration 178593136 © Katerynakon | Dreamstime.com MRNA Schematic Illustration 208449737 © Alexander… Continue reading キリスト信仰におけるアイデンティティ

Japanese Category

神の武具

13 ですから、邪悪な日によく抵抗して対抗できるように、また、一切を成し遂げて堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。14 そして堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、15足には平和の福音の備えをはきなさい。16これらすべての上に、信仰の盾をとりなさい。それによって、悪い者が放つ火矢をすべて消すことができます。17 救いの兜をかぶり、御霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。(エペソ人への手紙6:13-17新改訳2017 ) この聖句は、使徒パウロが「エペソ人への手紙」の中で書いたものです。 パウロはローマにいて、福音を宣べ伝えた罪で軟禁されていました。パウロは、霊的な戦いから身を守るために必要な、霊的な強さと勇気について述べています。戦争に行く準備のできたローマ兵を例えとして使っていますが、そのイメージはエペソ人にとって馴染み深いものです。 パウロはエペソ人に、神様が用意し恵みによって与えて下さる、すべての武具を身に着けるように勧めています。 真理の帯とは、信仰によって身につける神の絶対的真理のことです。それにより、手元に入ってくるあらゆる情報を識別することができるので、私たちは誠実な人生を送ることができるのです。 義の胸当ては,誘惑から意志と感情を守ります。つねに落ち着いて物事に対応し、行動できるので、神様の御意思に従って生きていけます。 平和の福音の備えを履いた足は、イエスが神様に仕えたように、私たちにその準備を整えてくれます。いつでも神が望まれるところに出向き、他者の必要とされることに応え、福音を伝えるのです。 信仰の盾は,どのような状況下においても、つねに信仰を持ち続けるよう守ってくれます。疑念、試練、苦難、理解できないことに遭遇した時こそ、信仰を貫くのです。 ヘブル人への手紙の著者はこう言っています。11さて、信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。(ヘブル人への手紙11:1新改訳2017) 救済の兜は思考を守ってくれます。使徒パウロはこう言っています。8「最後に、兄弟たち。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて評判のよいことに、また、何か徳とされることや称賛に値することがあれば、そのようなことに心を留めなさい。」(ピリピ人への手紙4:8新改訳2017)。 御霊の剣は神の言葉です。 聖書には、私たちの日々の教えが書かれています。これほど強力なものはありません。 私の大学時代の新約聖書の教授は、聖書を持たずに教室に入ってくる学生によく「剣を忘れているぞ!」と言ったものです。その時は教授が何を言っているのか全く分かりませんでしたが、今は理解しています。 パウロは、悪の攻撃から私たちの魂を守るために霊的な武具を装備することを勧めましたが、神様も私たちに別の種類の "武具"を与えてくださっています。疾患や病気を予防するため、人体に独自の防御機能を設計されたのです。 COVID 19パンデミックの真っ只中に暮らしていると、神様が備えてくださった身体防御機能のことをたびたび考えます。アメリカ疾病管理予防センターは、手を洗い,マスクを着用し、他人との距離を6フィート空けて行動するようにと呼びかけています。 Social Distanceという言葉は私にはなんだか矛盾した表現に思えますが、しかしその一方で、この言葉で9年生を教えていたときのことを思い出しました。一日たりとも、 "触らないように!" と言わなかった日はないのです。そして実際このアドバイスは、何をするかわからない一年生にだけでなく、もっと他に生かせることがわかりました。 感染症に対する第一の予防は、顔を触らないことです。触らないことで、病原体が口や鼻や目から体内に侵入するのを防ぐからです。人間の体は、最大の臓器である皮膚によって外側は守られています。表皮の4つの組織層が物理的なバリアとなり、体内への望ましくない要素の侵入を防ぎます。そして、手のひら、足の裏、指、足の指には第五の組織層があり、さらに保護されているのです。体は絶えず死んだ細胞を削り落とし、新しい細胞と入れ替えています。あなたが膝を擦った時のことを考えてみてください。 傷ついた細胞が新しい細胞に入れ替わるのに時間はかかりませんでしたよね?実際には約27日ごとに、皮膚の外層は自己再生しています。 皮膚はまた、汗、唾液、皮脂を分泌し、化学物質で保護しています。この3つの分泌物が、外耳道の耳垢や目の涙と併せて、病原体からの防御機能にプラスされるのです。 しかし、神様は外側に防壁を与えただけではないのです。“防御の最前線”を担う別の組織は、体の内臓を保護する粘膜です。粘膜は消化器系、泌尿器系、呼吸器系の多くの管や臓器を埋め尽くしています。呼吸器系を例に、どのように粘膜がバリアを張って呼吸器疾患から守るのか見てみましょう。 呼吸器管全体、鼻腔、気管、気管支、細気管支は、多列絨毛円柱上皮組織で覆われています。 この組織は、細胞の核が異なるレベルに位置しているため、何層にもなっているように見えます。 粘液を分泌する杯細胞(紫色)は表面近くに位置しており、表面は、とても小さな毛のような繊毛(黄色)で覆われています。 この呼吸器系の図で、鼻腔に入った空気は、粘液によってろ過され、ほこりやアレルゲン、病原体などをせき止めていることがわかります。小さな毛のような繊毛が、その粘液やごみを咽頭または喉に向かって掃き出し、そこで飲み込まれ、あるいは咳で体外に排出されます。コンサートや図書館などで咳をするのは迷惑なことですが、それは有害な侵入者を外に出すための体の仕組みです。咳をすることで、病原体が気道の奥深くまで移動するのを防いでいるのです。上気道で感染すると、風邪や副鼻腔炎を生じる可能性はあります。 この時点で、病原体が無事に取り除けない場合でも、肺にまでは到達しないという望みがまだ残ってます。気道全体が粘液を分泌する組織と、肺を守るために絶え間なく波打っている絨毛で覆われていることを忘れないでください。しかし、感染が気管支に到達すると気管支炎になります。 肺胞や空気嚢に到達した場合、肺炎を発症します。 病原体が気道の奥深くまで侵入すればするほど、病気は重症化します。皮膚の外層と同じように、粘膜もまた傷ついた細胞を新しい細胞に入れ替えるために再生します。しかし、細胞が新しいコピーを作れば作るほど、突然変異が起こる可能性がより高くなることを覚えておいてください。困ったことに、このような突然変異によって、欠陥のある皮膚細胞や肺細胞が作られ、その結果皮膚がんや肺がんが起こってしまうのです。先に述べたような極めて重要な“防衛の最前線”がなければ、これらのより重い病気に頻繁にかかりやすくなってしまうでしょう。 病気予防はさておき、体の防衛の最前線の仕組みは、いかに私たちが「恐ろしい力によって、驚くべきものに作り上げられている」(詩篇139:14新共同訳)かという、もう一つの例なのです。物理的であれ化学的であれ、身体は有害な外来の侵入者を排除するために絶えず戦い続けています。そして、“防衛の最前線”はそこで終わりではないのです。ありがたいことに、人間の免疫システムは複数の武器を武器庫に持っており、病気との戦いにおいて“防衛の最前線”に加わってくれるのです。 霊的な戦いにおいて「剣を持ってくるのを忘れてしまう」ことがありますが、神様は私たちの身体を、肉体的な戦いに無意識に臨むよう入念に設計されました。言い換えれば、神様はいつも私たちを思っています!神様の武具を身につけて、判断力、感情、奉仕への欲求、信仰、思考を守るとき、これらのすべてはしっかり防御された肉体の中に収められていることを忘れないでください。この知識は間違いなく 「称賛に値いすること 」なので、「そのようなことに心を留め」ましょう。(ピリピ人への手紙4:8) ティッシュ写真 93292569 © Jlcalvo|Dreamstime.com